私が保守・運用案件のプロジェクトマネジメントにおいて大事にしていることは、「自分の判断軸を持つ」ということです。

これは、言うほどたやすいことではありません。

まずは経験量。プログラマとして、エンジニアとして、様々なシチュエーションでどういう問題に遭遇し、それをどう解決したか?

この積み重ねが、自分の判断軸の下地となります。

その下地ができるためにはやはり3~10年程度は経験が必要なのではないでしょうか?

そして質より量。徹底的に量をこなす中で徐々に質は上がっていくものです。失敗を恐れずに、課題解決を楽しむスタンスで取り組めることができれば、大変なことも苦になりません。

エンジニアとして経験を積み、ある程度の判断軸の素、つまり、事象に対し自分なりにネクストアクションを判断すること、ができるようになったら、次にPMとして実践を積んでいきます。

新たなプロジェクトにアサインされたらまずは必死に仕様の把握。

仕様の把握なしは、自分の判断軸を持てません。

その結果、メンバーに言われた事に、右往左往してしまいます。

きちんと対象プロジェクトのシステムの仕様を理解し、それまでのエンジニアとしての知識・経験をもとに、自分なりの解を持ち、正しく適切な人に正しい内容で依頼をする。あるいは意見を述べる。

プロジェクトマネージャーは、プロジェクトの行き先、ゴールを決める「船頭」です。

船頭として、ゆるぎない自分の判断軸を持つ。

これが、私がプロジェクトマネージャーとして、最も大事にしていることです。

これさえあれば、プロジェクトメンバーを乗せた船は、プロジェクトのゴールにたどり着くことができるでしょう。

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自分の判断軸を持つ

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